OGICOのInstagram

ディアウォールとラブリコで作ったバイクスタンド-ステディラック(Steadyrack)設置

byke-stand
自転車クリエイティブ
この記事は約8分で読めます。

引っ越して数日。
駐輪場のない物件で、バイクの出し入れに苦労しました。。。
火曜日に引っ越し作業をし、水曜日に以前の部屋の引き渡し。
その間新居と以前のアパートを何度も自転車で往復。
それほど遠くはないものの、さすがに2日で3回も行き来をして段ボールを開けてなんてやるとさすがに堪えます。

スポンサーリンク

新居の事情

さて、繰り返しになりますが、引っ越しました。
3月15日です。
新しいアパートは、ちょっと広くなって、ペット可の物件です。
しばらくしたら犬を飼いたいと思っています。

非常にいいお部屋なのですが、残念なことに駐輪場がありません。
屋根がないところに野ざらしで置くのは抵抗はあるのですが、それでも屋外にスペースがあるとありがたかったなぁ・・・なんて、ちょっと思います。

引越し後何日か段ボールだらけの部屋にバイクを担ぎ入れ、出かけるたびに担ぎ出すということを繰り返しました。
一応15日のうちに寝床だけは確保して、布団が敷けるようにはしたのですが、それでも段ボールは山とあり、そんな中自転車を通すのは一苦労です。

引越し翌日、段ボールの開梱に着手し、少々のスペースを確保できたところで自転車置き場制作に着工です。

部材手配

まず部材一揃いを以下に書き出します。

部材一式

2×4木材 8フィートモノ 5本
ツーバイフォー材専用壁面突っ張りシステム ディアウォール 4セット
LABRICO 2×4棚受ダブル  1個
LABRICO 2×4アジャスター 2セット
すのこ 桐 軽量 コンパクト ロール式タイプ セミダブル 1セット
Steadyrack(ステディラック)社の自転車ラック クラシックラック 2セット
木ビスは3cmくらいのやつを適量
ステディラック用に6mm×4㎝程度のやつを10本程度
必要に応じてインパクトドライバーがあると良いでしょう。

部材手配について

自転車を置くにあたっては、おおよそ図面が頭の中にできていたので、資材については作業前日までにアマゾンでポチリ手配。
唯一当日まで資材確保できなかったのが2×4の木材。
8フィート(8尺)ものの2×4材ですが、アマゾンで4本セットが販売していたので安心しきっていました。しかし、その認識が大間違い。翌日配送のプライム商品ではなかったのです・・・

作業はせっかくの休みを活かして実施したかったのですが、肝心の柱の手配がつきません。
アマゾンで2×4材8F4本が、約12,000円。ほかのネット通販での購入も検討したところ、ことごとく1本4,000円程度のお値段がついています。(さらに送料が3,000円とか・・・)

ホームセンター価格で考えると、コメリやコーナンで1本900円~1,000円程度で販売しています。そんななか、1本4,000円なんて出せるはずがない(泣)木材を通販で買われる方はお金持ちなんだなぁ・・・

引っ越す前のアパートも今回の新居も、8F(8尺)ものの木材を品揃えよく置いてくれている気の利いたホームセンターは近くに思い当たらなかったので、半ばあきらめていたのですが・・・夜中にダメ元Google様に頼ってみたところ・・・

ありました!ビーバープロ経堂店!
3月中旬オープンで、ちょっと気の利いた商品が置いてありそうです!

ひとまず、資材の有無にかかわらず作業当日に行ってみるだけ行くつもりで就寝。
作業当日朝にもぞもぞとビーバープロ経堂店について調べていて気づいたのですが、「7時から」アイテル!
早朝、すぐさま着替えて自転車で経堂へ向かいました。世田谷に住んでいた頃でもなかなか行かないところでしたが、意外とすんなり着けました。

新しい店舗らしく、綺麗な印象のお店。
入口付近に材木が積んであったのですが、目的の柱は・・・
まんまとありました!2×4材8Fものが1,300円程度!

店員さんに尋ねたところ、軽トラの貸し出しもしっかりあります。

早朝のホームセンターで買い物を済ませ、木材5本とビスを購入。軽トラを借りて自宅に搬入。久しぶりに玉掛けやりましたw
軽トラを返却してから自転車で帰宅するのがちょっとめんどかったところではありますが、部材がやっと揃いました。

制作手順

手順の説明です。
(と、言っても肝心の制作の様子は写真には残っていません。絶好のブログネタだとは思いつつも、制作にかかったらそこそこ大変で、写真を撮っている余裕はありませんでした・・・)

柱のカット

まずは柱をディアウォールの指定に合わせてカットしていきます。
2×4の部材を天井高に対して45㎜短くカットしろと書かれていますので、言われた通り、まずは1本天井高より45㎜短くカット。ディアウォールをはめ込み、立ててみます。

突っ張りがちょっと弱い。。。

ディアウォールのセット内容にアジャスターもついていて、カバーの内側で底上げもできるのですが、スプリングを押し込んでみると、結構な余裕がありました。
その分を踏まえて以降の木材は天上高に対して35㎜短い長さでカット。
天井にある程度の強度が見込めるのであれば、35㎜で調整した方がガッチリ・しっかり柱を立てられそうです。(石膏ボードのや、ベニヤを乗せただけの天上だった場合は45mmの規格を守った方がいいかもしれません)

ディアウォールの立て方は、柱の「上部になる方」にスプリングが入ったカバーを取り付け、下方側にばね無しのカバーを取り付けます。上方、スプリングがついた方のカバーを天上の柱を立てたいポイントに場所を決めて固定。上方向にスプリングを押し込みながら下方、床側をずらして移動させ、床面に垂直になるようにします。

上記の要領で4本の柱を立てました。(うち1本はラブリコの棚受けを通しておきます)

壁(すのこ)のビス止め

立てた柱にすのこを止めていきます。
この作業は柱にビスをガンガン打ち込むだけですw
最上部の位置を一発を決めて、すのこが床面に対して平行になるよう、様子を見ながら設置していきます。
ちなみに、すのこと言っても足つきの下駄型タイプではなく、帆布で板をつなげてあるタイプを利用しています。(布団の下に湿気防止で敷くためのすのこです)

補強

今回私の借りたアパートは、なんとなく天上のいいところに梁が通っており、それを頼りに補強をかませています。
上記1の手順で通したラブリコの棚受けに、横向きに2×4材を打ち付け、ラブリコのアジャスターで横向きに突っ張る方式です。
後述するステディラックですが、本来「強力ラブリコ」を使って柱を立てることが推奨されており、ディアウォールは推奨されていません。(突っ張りが弱いからですね)
今回、私が非推奨のディアウォールを使えたのは天上の梁が都合よく通っていたからですが、この補強が今回の作業の要だと思っています。

ラブリコは柱を通したい距離にたいして木材を95㎜短くカットします。アジャスターの伸縮幅が意外と長いので、ディアウォールのように1cm長くする等の調整を考える必要はありませんでした。指定長でカットすればばっちり!
ただし、横向きに突っ張る場合、アジャスターをめいっぱい伸ばすとネジ部分が落ちてしまいます。要注意。

横向きに補強が入ったことで、柱はがっちりびくともしません。部屋の間仕切りとしても雰囲気の良い壁面が作れたと思います。

ステディラックの打ち付け

最後の部材ですが、打ち付ける位置に関しては「いい感じのところ」としか言いようがない。
すのこを打っているので当然打ち付ける面に凹凸があり、適当にいい場所を見つけるしかありませんでした。
すのこの面と高さが合うように薄い板でも当ててビス打すれば、そういった高さ調整のわずらわしさもないかもしれないのですが、私はめんどくさがりなのでそのまま「いい感じのところ」でバシバシっと打ち込んでしまいました。

ちなみに「いい感じのところ」とは書きましたが、自転車を立てて持ち上げるのにあまりパワーがいらない程度の高さの方がいいでしょう。あまり高いところに設置すると、持ち上げるのが大変なので、ちょっと床面から持ち上げる程度のところにするのがポイントです。
ビスについては、ステディラックのセットに入っているビスはコンクリート用のアンカービスなので、木工用の太いビスを別途買う必要が有ります。
木工用ビスですが、太ビスなので結構力づくでインパクトを押さえつけないと、ビスの頭が簡単にバカになります。

なんにしても、これがつけば壁面バイクラックの完成です。

ステディラック(Steadyrack)について

SteadyRackへの取り付けは持ち上げる必要がなく、縦向きにしてから押すだけでラックへの保管が可能ですので女性や、高齢の方でもかんたんに扱うことが可能です。

https://adventure-aid.com/about_steadyrack

自転車を立てて後輪をゴロゴロしながら前輪をラックに掛けます。
ラックの淵のところはちょっと下側に向いているので、前輪をグイっと押し込むとラックに乗っかって自転車が少し浮くようになっています。
ラックに乗った自転車は、左右180°に振ることができて、壁面にピタっと着けることができます。
私の自転車はいわゆる普通のクロスバイクでしたので、クラシックラックを購入しましたが、自転車のタイプ別にラックの幅が違うものが販売されています。
Webサイトで強力ラブリコを使った設置方法も動画で紹介されていましたので、参考になると思います。

屋内に自転車スタンドを設置するなら絶対的におススメです。
縦置き、フック型等色々とありますが、ディスプレイスタンドとしても非常にカッコよく自転車を飾れますので、自転車を屋内に置かれる方は是非検討してみていただきたい。

アドベンチャーエイドストア
アドベンチャーエイドストア

感想

柱を数本立てるだけでしたが、意外とパワープレーでまぁまぁ疲れた作業でした。
仕上がりとしては満足のいくものになり、部屋を分けられたことでクローゼットスペースがしっかりできました。
ステディラックの使い方としては非推奨な部分もあるかもしれませんが、壁面としてはガッツリビクともしないので、それなりに大丈夫じゃないかと思っている。
今回使用したステディラックについては、格好良くて機能的。保証も5年ということで、とても満足な商品でした。
バイクをかけた後で、左右に振れるなんて最高です!

ステディラック Webサイト

この記事を書いた人
あてさん

新卒でイベント会社に就職。その後レストラン、不動産会社と転々として今はweb関連会社に在籍してます。二輪とダーツとお酒が好きな中年。週末は飼い犬のチワワとサイクリングに出かけます。

あてさんをフォローする
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました