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犬(小型犬)用のリバーシブルサイクルキャップの作り方

ペット(犬)クリエイティブ
この記事は約4分で読めます。

犬用のキャップは数あれど、いわゆるサイクルキャップは販売していないと思うんですよね。
販売されている犬用のキャップもおしゃれなものも多いですし、どれもかわいいのですが、オリジナルの帽子を作ってみるのも楽しいので是非挑戦してみていただきたい。

途中、少々ややこしいところもあるかもしれませんが、ご容赦ください。

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型紙

型紙はA4サイズに合わせていますので、出力するときはA4の紙に出力してください。

型紙 ダウンロード

材料

  • A4サイズ程度のハギレ(綿等の伸縮しない生地が良い)×2枚(二種類あった方が楽しい)
  • ゴム紐(7mm~10mm程度の幅のやつ)×15cm
  • UVレジン用 シリコーンマット(ダイソーで売ってる)×1枚(帽子のつばの芯材に使う)
  • シューレース(平織のやわらかいやつが良い)×1本(あご紐になるので、おとなしい子ならいらない?)
  • バイアステープ×3cm

材料自体は100均で揃ってしまうと思います。
リバーシブルに仕立てますので、あまり厚手な生地を選ぶとミシンが悲鳴をあげます。薄めの伸縮しない生地がおススメです。

手順

パーツの切り出し

型紙のパーツを二種類の生地でそれぞれ1setずつ切り出します。

パーツ

全て同じ生地で切り出しても良いのですが、縫製時にパーツの向きがわからなくなったりしますので注意が必要です。二色あった方がわかりやすいし、出来上がりで両面違う色になるので楽しいと思います。

帽子本体の縫製①

どちらが内側といった概念がないので説明し辛いのですが、片面につき5つのパーツを先に縫い合わせます。

本体の縫製1

縁の部分の曲線を合わせながら、縁の5㎜内側を縫い合わせていきます。

その際、生地の表面と表面を合わせるようにすることと、中心に使う生地と羽のような部分の4枚の生地は別の生地を使うように注意してください。縫い合わせると、生地を開いたときにスルメ(かかし?)のようなかたちのパーツがひとつの面として出来上がります。これを2set作成します。

帽子本体の縫製②

次に、出来上がった2setのパーツの表面どうしを合わせて縫い合わせます。

本体の縫製2

このときに注意することは、数か所開口部を残しておく必要がありますので、図をよく見て確認してください。また、真ん中で切ったシューレースを挟み込んでおくことも必要です。

挟み込んだシューレースの部分は補強(赤の破線部分)も入れておくと良いでしょう。

帽子本体の縫製③

サイド部分の接合です。ここが一番ややこしいと思います。

本体の縫製3

一旦縫い合わせたパーツをひっくり返して生地の表面を外側に出し、帽子側面部分の開口にゴム紐を差し込みます。差し込んだゴム紐部分だけを裏返し、パーツ同士を貼り合わせた縫製の延長で固定します。上部と下部の開口を使ってうまくやってください(結構クシャクシャっとして作業しづらいです)。

つばの縫製

つばの部分は生地の表面同士を重ね合わせ、先端にあたる部分を縫い合わせます。

縫い合わせた先端部分の生地は、チョンチョンと何か所か切り込みを入れておきます。

芯材を差し込んで生地を裏返すとつばは完成です。

つばの取り付け

大詰めです。

つばの取り付け

重ね合わせた本体部分の裏面を外側に出し、大きい方の開口部につばを差し込みます。

差し込んだつばの芯材に合わせて本体の大きい生地にペンでマークを付けておくと縫製する曲線がわかります。
待ち針で仮止めしてもいいですし、いずれにしてもつばと本体がズレないように気を付けてください。

仕上げ

最後に、小さいほうの開口部から全体をひっくり返します。つばから一生懸命引っ張り出すかたちになると思います。

仕上げ

ひっくり返し終わったら、小さい開口部をバイアステープで塞ぎ、同色の糸で縫製すれば完成です。
最後の開口部は手縫いで縫製を内側にもっていっても良いのですが、残念ながら私にその腕がなく・・・「くける」と言いますが、最後くけ縫いができればベストです。

リバーシブルではない以前作ったものはこちら

この記事を書いた人
あてさん

新卒でイベント会社に就職。その後レストラン、不動産会社と転々として今はweb関連会社に在籍してます。二輪とダーツとお酒が好きな中年。週末は飼い犬のチワワとサイクリングに出かけます。

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