OGICOのInstagram

ROCKBROS Bluetoothサングラス:安全を確保できるアイウェア型オーディオ

4.0
GADGETCLOTHES
This article can be read in about 6 minutes.

自転車に乗る際の耳周りがちょっとわちゃわちゃしてたのでBluetoothサングラスを購入してみました。
「眼鏡」と「ヘッドフォン」を耳にかけて少々煩わしく感じていましたが、サングラスだけになるとだいぶすっきりします。

ROCKBROS Bluetoothサングラスの商品説明

一般的なイヤホンだと周囲の音が聞こえにくく、安全面で不安を感じることもありますが、そんな悩みを一掃し、視界のクリアさと音楽の自由を両立させる。そんな商品です。

製品諸元

項目仕様
ブランドROCKBROS
素材TRフレーム + TAC偏光レンズ
Bluetooth Ver.Bluetooth V5.2
BluetoothプロトコルA2DP, AVRCP, HFP, HSP, SPP, GATT, HOGP, PBAP
オーディオデコードSBC, AAC
通信距離10m未満
バッテリー容量120mAh (リチウムバッテリー)
音楽再生時間約6時間 (100%音量時)
通話時間約5時間 (100%音量時)
スタンバイ時間約60時間
充電時間約1.5〜2時間 (マグネット式急速充電)
充電入力DC5V
製品重量約43g
レンズ幅約155mm
レンズ高さ約60mm
フレーム素材TR-90
鼻パッド調節可能なシリコン製
操作マルチファンクションワンボタンタッチコントロール
オーディオオープンサラウンドサウンド、3Dデュアルスピーカーデザイン
UV保護UV400保護 (UVA/UVB 99.9%カット)
主な機能Bluetoothオーディオ、音声通話、日差し保護、防風・防砂
適用シーンサイクリング、ドライブ、釣り、日常使いなど

商品同梱物

  • サングラス本体
  • インナーフレーム
  • 充電ケーブル
  • グラスケース
  • グラスポーチ
  • 眼鏡拭き
  • テストカード
  • 説明書(日本語非対応)

サングラス選定の理由

ROCKBROSは、サイクリストにとって馴染みある、わりと知られた中華ブランドです。私が使用しているサドルバッグやトップチューブバッグはROCKBROSの製品ですし、意外とやさしいお値段設定なこともあって小物は買いやすい。
今回購入したBluetoothサングラスは、元々使用していたサングラスと同様の偏光規格で、耳元のスピーカーから音を鳴らせるというもの。つる部分がちょっと野暮ったい感じはするものの、それでもヘッドホンと併用するよりは断然楽です。購入したこと自体は正解だったと思いました。

1. 「オープンイヤーオーディオ」なので安全

このサングラスの最大の特長は、耳を塞がないオープンイヤーデザインです。耳のすぐ近くに配置されたスピーカーから音が出るため、周囲の音を遮ることなく、音楽や通話を楽しむことができます。

ちなみに骨伝導ではないので、音を大きくすると周囲にはシャカシャカした音が丸聞こえになります。

とはいえ、背後からの車の音、歩行者の接近、仲間の声…。これらをクリアに聞き取りながら、お気に入りの音楽を聞きながらサイクリングできます。都市部での使用でも、危険察知能力を損ないません。

2. 「TAC偏光レンズ」で視界クリア

日中の強い日差し、路面や水面のギラつきは、目の疲れや視界の妨げになりますが、ROCKBROS Bluetoothサングラスは、TAC偏光レンズを採用しているのでクリアな視界を確保できます。

乱反射を効果的にカットし、ぎらつきのないクリアな視界が確保できるので、サイクリングやドライブでは、路面の凹凸や障害物を正確に認識でき、安全運転に貢献します。
ついでに紫外線も99.9%カットとのことなので、日差しが強い日でも安心です。

TACレンズなので、経年劣化や強度面での心配はありますが、まぁ、その頃には次の商品が欲しくなっていることでしょう。

3. 「意外と軽量」なので長時間装着しても疲れない

今回のサングラスですが、約43gとわりと軽量。

素材にTR-90を使用。医療用カテーテルや哺乳瓶にも使われる、非常に軽量かつ柔軟性があり、耐久性にも優れた素材です。締め付け感が少ないため、長時間の着用でも快適さを保ちます。

ノーズパッドは調節可能なシリコン製で、自分の好みに曲げられます。選定理由のところで書きましたが、ツルのデザインが少々野暮ったいので重そうに見えますが意外とそうでもない。

ヘルメットの顎紐の上からかけることもあって43gはそれほど気にならない重さです。

4. マルチファンクションボタンひとつでコントロール

サングラスのテンプル部分にあるマルチファンクションワンボタンのタッチで、色々操作できます。

  • 音楽操作: 再生/一時停止、次の曲へのスキップ。
  • ハンズフリー通話: 着信の応答・終了。

ボタンが小さいので指先で探すのが難しかったりはしますが、アクティビティ中でも動作を途切れさせることなく操作できます。ただ、どーしても残念なのはボリュームコントロールができないこと。
音量調整はスマホを出さずにしたいのですが、その機能は悲しいけれどありません。

5. 高速充電と長時間バッテリー

6時間の連続音楽再生(音量100%時)とのことなので、大概のアクティビティで終日もつくらいの感覚だと思います。片道1〜2時間の通勤やサイクリングなら、余裕で往復をカバーできます。

充電はマグネット式の急速充電に対応。1.5〜2時間でフル充電が完了します。充電時間が短いので、サッと充電を済ませて、すぐに持ち出すことができます。

【重要】道路交通法改正とオープンイヤーオーディオの優位性

さて、ここから重要。
2025年施行予定の改正道路交通法で、自転車の交通違反に対する罰則強化や、安全対策の一層の推進が図られます。特に注目すべきは、自転車運転中のスマートフォンやイヤホン使用に対する規制の強化です。

現状でも、各都道府県の道路交通規則では「大音量でカーラジオ等を聞くなど、安全な運転に必要な音や声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと」と定められており、イヤホン使用もこれに該当する可能性があります。しかし、改正法では、より具体的な形で「交通の危険を生じさせるおそれがある」と判断された場合に罰則が適用される可能性が高まります。

まぁ、そんなわけでオープンイヤーオーディオは非常に優位性が際立つわけです。耳を塞がない構造のなので、周囲の交通音や歩行者の声、緊急車両のサイレンなどを明確に聞き取ることができ、安全運転に必要な情報を遮断しません。

耳を完全に塞ぐタイプのイヤホンとは異なり、このサングラスは「周囲の音を聞きながら音楽を楽しむ」という、安全なオーディオ体験を提供してくれます。法改正を見据えたら、普通に耳を塞ぐイヤホンではなく、オープンイヤータイプのオーディオは持っておいた方が良いわけです。

最後に

ROCKBROS Bluetoothサングラスは、ただのスピーカー付きサングラスですが、サイクリング、ランニング、ハイキング、釣り、ドライブ、あるいは単に散歩に出かける時、アウトドアのアクティビティにはとても重宝すると思います。

周囲を気にしないで没入するのは屋内で!屋外で音楽を聞くときは、周囲の音をシャットアウトせずに安全に気をつけながら楽しみましょう。

オープンイヤー型のオーディオは安全に配慮したいい選択だと思いますよ。

Copied title and URL